感情を害した者たちと和解する(2) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― マタイ5:24 その供え物を祭壇の前に残しておき、まず行って、兄弟と和解しな さい。それから戻って来て、あなたの供え物をささげなさい。(25節)あなたを訴 える者と共に道を行く間に、彼と早く仲直りしなさい。そうでないと、その訴え る者はあなたを裁判官に引き渡し、そして裁判官は役人に引き渡して、あなたは 獄に投げ込まれる。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全2編のうちの第2編) ですから、神の祭壇の前に来る時は、まず兄弟と和解する必要があります。彼が どのような要求を持っていたとしても、できる限りを尽くして彼を満足させるべ きです。あなたは神の義なる要求を満たすことを学ぶべきですが、同時に兄弟の 義なる要求も満たすことを学ばなければなりません。このようにしてはじめて、 供え物を神にささげることができるのです。これは実に厳粛なことです。 わたしたちは早く彼と仲直りしなければなりません。彼とあなたがまだこの道中 にいる間に、みながまだここにいる間に、まだ話が通じる機会があるうちに、ま だ罪を告白する機会がある時に、早く彼と仲直りしなさい。救いの門は永久に開 いているのではありませんし、兄弟たちがお互いに罪を告白し合う門も永久に開 いているわけではありません。 注意してください。これは何と厳粛なことでしょう! 不注意であったり、いい 加減にはできません。もしある兄弟が何か恨みを抱いていることがわかったなら、 注意してください。もしあなたに間違いがあるなら、最善を尽くして過ちを認め、 仲直りの機会を逃がすことのないようにしなければなりません。良心が全く清く て、わたしたちに過ちが全くないのなら、わたしたちは平安でいることができま す。もし間違ったところがあれば、それを認めるべきです。わたしたちの行為の 上で非難されるような所があってはならないのです。いつも他の人は間違ってい て、自分は正しいとすることはできません。だれかが何か恨みを抱いているのも 構わず、自分は正しいと主張するようなことは、確かに間違っています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第49巻「初信者を成就するメッセージ(二)」(1999年版) メッセージ第22編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されて います。