純粋な言葉の乳を切に慕い求める(2) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 1ペテロ2:1 こういうわけで、すべての悪意と、すべての悪巧みと偽善とねた みと、すべての悪口とを捨て去りなさい。(2節)生まれたばかりの赤子のように、 純粋な言葉の乳を切に慕い求めなさい。それによって、あなたがたが成長して救 いへと至るためです。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全2編のうちの第2編) あなたが悪意、悪巧み、偽善、ねたみ、悪口で満ちているなら、御言に対する食 欲は少しもないでしょう。あなたは神の御言に対して飢えも渇きもしないでしょ う。あなたは御言の純粋な乳を飲みたいという切望、願望を持たないでしょう。 仮に、かなり長い期間、ある特定の兄弟が悪意に満ちていたとします。彼は兄弟 たちについても姉妹たちについても、年長者たちについても年少者たちについて も、悪口を言うかもしれません。この悪口は、その源が彼の内側の悪意にありま す。確かに、そのような状態にある兄弟は御言に対して少しも食欲がないでしょ う。わたしは経験から、彼が神の御言の中の栄養分に飢えも渇きもしないことを 知っています。 しかしながら、この特定の兄弟がある日、主のあわれみを受けて、自分の罪深さ を認識したとしましょう。キリストを罪のためのささげ物と違犯のためのささげ 物として必要とすることを認識して、彼は悔い改め、自分の罪を告白し、次のよ うに祈ります、「おお、主よ、わたしを赦してください。わたしは長い間、悪意 に満ちており、邪悪な方法で他の人について語ってきました。主よ、これは、罪 がわたしの内側にあることを示します。おお、主よ、わたしはあなたをわたしの 罪のためのささげ物とし、あなたを適用します。おお、主よ! 罪のためのささ げ物の血が、わたしを清めますように。わたしはあなたをわたしの罪のためのさ さげ物としてだけでなく、またわたしの違犯のためのささげ物としても取ります。 一日中、主よ、わたしはあなたを享受したいです」。 その兄弟がこのように祈るなら、間もなく彼は言葉の乳に対する食欲を持ち始め るでしょう。彼は養いのために御言に来ることを願うでしょう。彼は聖書を読ん でいるとき、自然に神の言葉の純粋な乳を飲んでいるでしょう。最終的に、この 乳は彼の内側の存在の中へと入り、悪意のばい菌を殺す抗生物質として機能する でしょう。さらに、この兄弟はすべての聖徒を愛し始めるでしょう。彼は次のよ うに言うでしょう、「ああ、わたしは兄弟姉妹を愛します。わたしはすべての長 老を愛します。すべての聖徒はすばらしく、彼らすべてはわたしよりもすばらし いです」。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・ペテロの第一の手紙(二)」(1987年版) メッセージ15から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されていま す。