キリストがあなたのために行なわれたことを語る ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― マルコ5:19 しかし、イエスはお許しにならず、彼に言われた、「あなたの家、 あなたの親族の所に帰って、主がどんなに大きな事をしてくださったか、またど んなにあわれんでくださったかを知らせなさい」。(20節)彼は立ち去って、イ エスがどんなに大きな事を自分にしてくださったかを、デカポリスで告げ始めた ので、人々はみな驚き怪しんだ。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― あなたは、ある人と話すことが難しいと考えるかもしれません。しかし、あなた がその人のために祈り、主が彼と語る機会を与えてくださるなら、彼は変わるで しょう。聖書研究会を持っていた姉妹は、その女性に語ることを恐れていました。 なぜなら、その女性は、まるで自分がすべてのことを知っており、すべてのこと を行なうことができるかのように振る舞ったからです。彼女はとてもごう慢であ るように見えました。しかし、主はこの姉妹に、彼女のために祈る負担を与えま した。ある日、主はその姉妹に、彼女と話をするように告げられました。その姉 妹は自分の考えをわきに置き、彼女に語りかけました。あなたは一方で祈り、他 方で口を開くことを学ばなければなりません。 あなたがある人のためにしばらく祈った後、主はあなたを印象づけて、彼に語り かけさせます。主の恵みと、主があなたのために行なわれたことについて、あな たは彼に告げなければなりません。彼は抵抗することができないでしょう。なぜ なら、彼は、主があなたのために行なわれた事に反対することはできないからで す。新しく救われた兄弟姉妹たちは、毎日、人々に語りかける機会を主が与えて くださるようにと祈らなければなりません。ある人々は、救われてすでに数年た っていますが、口を開いて自分の親族や友人に語ろうとしないのは、何と残念な ことでしょう! おそらくあなたは、あなたの恐れによって、あなたを待ってい る多くの機会を逃しているかもしれません。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第49巻「初信者を成就するメッセージ(二)」(1999年版) 第19編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。