神聖な命はわたしたちの生ける望みである ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 1ペテロ1:3 ほむべきかな、わたしたちの主イエス・キリストの神また父。こ の方はその大いなるあわれみにより、イエス・キリストの死人の中からの復活を 通してわたしたちを再生し、生ける望みを持たせ。 コロサイ1:27 神は彼らに、異邦人の間にあるこの奥義の栄光の豊富がどんなも のであるかを、知らせたいと願われました。それはあなたがたの内にいますキリ ストであり、栄光の望みです。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 生ける望みは命によります。もしわたしたちの体に命がなかったとしたら、わた したちはどんな病気やけがもいやされる望みを持たないでしょう。しかし、わた したちは体の中に命を持っているので、けがや病気がいやされるという望みがあ ります。わたしたちは生きていないものにそのような望みは持たないでしょう。 例えば、木のいすが壊れたとします。そのいすには、自分を修理する望みはあり ません。もしだれかが来て、そのいすを修理しなければ、それはいつまでも壊れ たままであり、直る望みがありません。しかし、わたしは病院にいた時、わたし の体の中の命のゆえに生ける望みを持つことができました。わたしは、自分の肉 体の命はわたしの体の中の問題をいやすであろうという確信を持っていました。 こういうわけで、わたしは生ける望みを持っていました。 生ける望みとは何でしょうか? 生ける望みとは、命から来る望みです。この望 みは、わたしたちの内側の生ける有機的な要素から生じます。 肉体の命に加えて、わたしたちはまた御父の再生を通して、内に神聖な命を持っ ています。この命は、最も強く、最も豊かで、最高の命です。確かに、この命は わたしたちを顧みてくださいます。わたしたちには諸問題や困難があるかもしれ ませんが、わたしたちの内側の神聖な命のゆえに、生ける望みがあります。わた したちは死んでいません。わたしたちは生きています。こういうわけで、わたし たちは生ける望み、すなわち、将来わたしたちの状況がより良くなるであろうと いう望みを持っています。わたしたちは永遠の命を持っています。そしてこの命 はわたしたちに生ける望みを与えます。この望みは、永遠の命のすべての祝福の 嗣業です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・ペテロへの第一の手紙(一)」(1986年 版)メッセージ6から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されてい ます。