信仰をもって祈る ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― マタイ7:7 求めよ、そうすれば、与えられる。捜せ、そうすれば、見いだす。 門をたたけ、そうすれば、開かれる。(8節)すべて求める者は受け、捜す者は見 いだし、門をたたく者には開かれるからである。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 信仰とは何でしょうか? それは、祈る時に神の約束の言葉を疑わずに受け入れ ることです。わたしたちに祈らせ、また祈るように求めておられるのは、神です。 神は、「……わが手のわざについて、わたしに命ぜよ」(イザヤ45:11)と言って おられるからです。ですから、わたしたちが祈る時、神は答えないわけにはいか ないのです。イエスは、「門をたたけ、そうすれば、開かれる」と言われたので すから、あなたが門をたたくのに開けないわけにはいきません。イエスは、「捜 せ、そうすれば、見いだす」と言われたのですから、あなたが捜しても見いだせ ないということはあり得ないのです。イエスは、「求めよ、そうすれば、与えら れる」と言われたのですから、あなたが求めても得られないことはあり得ません。 わたしたちは、神の約束は信実であり、信頼できるものであることを見なければ なりません。 信仰は、神を認識することに基づいており、神を深く認識すれば信仰もそれだけ 深くなります。あなたはすでに救われて神を認識したのですから、全く問題なく 信じてよいのです。あなたが信じれば、神は答えてくださいます。最初から信仰 に満ちた人となるように学びましょう。感覚によってでもなく、考えによってで もなく、神の言葉によって信じるのです。神の約束の言葉は、現金のようなもの であり、持ってきて使ってよいものです。神の約束は神の働きです。約束はわた したちに神の働きを告げ、働きは神の約束を明らかにします。神の言葉を信じ、 疑わないで信仰の中に住む時、あなたは神の言葉の真実さを見、祈りも答えられ るでしょう。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第49巻「初信者を成就するメッセージ(二)」(1999年版) メッセージ第19編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されて います。