贖いと罪の赦しを得る ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― コロサイ1:14 その御子の中で、わたしたちは贖い、すなわち罪の赦しを得てい ます。 ローマ3:24 価なしに、彼の恵みにより、キリスト・イエスにある贖いを通して、 義とされるからです。 使徒10:43 すべての預言者は、この方について、彼の中へと信じる者はすべて、 彼の御名によって罪の赦しを受けると証ししています。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 14節でパウロは続けます、「その御子の中で、わたしたちは贖い、すなわち罪の 赦しを得ています」。13節の救い出すことは、サタンの邪悪な力を滅ぼすことに よって、わたしたちの上に及ぶサタンの権威を対処します。ところがこの節の贖 いは、神の義なる要求を満たすことによって、わたしたちの罪を対処します。罪 の赦しは、わたしたちがキリストの中で持っている贖いです。キリストの死は贖 いを成就して、わたしたちの罪の赦しに至りました。 キリスト、神の愛する御子の中で、わたしたちは贖いと赦しを持っています。わ たしたちが贖い主としてのキリストを信じた時、神は直ちにわたしたちを暗やみ の権威から救い出し、光の王国に移してくださいました。その光の中で、わたし たちは聖徒たちに割り当てられた分にあずかるようにと資格づけられています。 これは、わたしたちがキリストを享受するようにと資格づけられていることを意 味します。この資格づけは成就された事実ですから、わたしたちはそれについて 祈る必要はありません。その反対に、わたしたちはパウロと共にこのことで御父 に感謝すべきです。しかしながらわたしたちは、神のみこころを知り、主のもの にふさわしく歩いて、すべての事で主を喜ばせるようにと、祈る必要があります。 今やわたしたちは神の愛する御子の王国にいて、光の中で彼を享受しているので すから、わたしたちは前進して主を完全に知り、主のものにふさわしく歩かなけ ればなりません。 コロサイ人への手紙の主題は、すべてを含むキリスト、わたしたちのすべてであ るキリストです。日ごとにわたしたちは、わたしたちの分としての彼を享受する ことができます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・コロサイ人への手紙(一)」(2004 年版)メッセージ第3編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版さ れています。