教会の尊さ ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 使徒20:28 あなたがた自身と群れ全体に気をつけなさい。聖霊は彼らの間に、 あなたがたを監督として立てられ、神がご自身の血を通して獲得された神の教会 を牧させるのです。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 使徒行伝第20章28節をもう一度読みましょう。ここでエペソに在る教会の長老た ちに対する命令の中で、パウロは教会の尊さについて彼の感覚を示すために、聖 霊と神ご自身の血について語っています。パウロの理解によれば、教会はとても 貴重です。教会は聖霊の顧みの下にあります。教会は神によって、神ご自身の血 をもって買われました。ですから、教会は神の目には宝です。パウロは、神と同 じように教会を尊びました。 第20章28節でパウロは長老たちに、神がそうしておられ、パウロもそうしたよう に、教会を尊ぶようにと命じました。神がご自身の血をもって教会を買われたと いう事実は、神の目に教会が尊いことを示します。神が教会のためにそのような 代価を払われたのですから、教会は確かに神にとって愛すべきものです。なおま た、教会は聖霊の顧みの下にあります。28節のパウロの言葉によれば、長老たち は、教会をとても貴重なものと考えるべきであり、教会は神の目に宝であるとす べきです。長老たちは教会を牧養する上で、教会について神が持っておられるの と同じ感覚を持つべきです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・使徒たちの行動(三)」(1989年版)メッ セージ54から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。