神の王国は復活したキリストを享受することである ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 使徒14:22 弟子たちの魂を確立し、その信仰にとどまるよう彼らに勧め、「わ たしたちが神の王国に入るためには、多くの患難を経なければならない」と言っ た。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全2編のうちの第2編) 神の王国に入るとは、王国としてのキリストの全き享受の中に入ることです。全 世界は、神の民が王国としてのキリストの全き享受の中に入ることに反対します。 例えば、ユダヤ教はサタンによって横奪され、利用されて、信者たちがこの享受 に入るのを妨げます。何世紀にもわたって、他の形式の宗教も神の敵に用いられ て、神の民が神の王国としてのすべてを含むキリストの全き享受の中に入るのを 妨げてきました。 使徒行伝第2章における百二十名は、神が支配する領域としての復活し昇天したキ リストの全き享受の中にいました。そのような領域が神の王国です。信者たちが 神の王国としてのキリストの全き享受の中に入るやいなや、ユダヤ宗教が入って きて、この享受を妨害しました。もし第3章、第4章、第5章で、ペテロやヨハネ や他の信者たちが何か弱さを見せていたとしたら、彼らは復活のキリストの全き 享受を失っていたことでしょう。その結果、神の王国を失ったことでしょう。 ここでパウロは次のように言っているかのようでした、「多くの患難を経て、神 の王国に入るようにと、わたしはあなたがたに懇願します。あなたがたは、反対 があることを覚悟し、それに対して備えをすべきです。あなたがたは多くの患難 に直面するでしょう。しかし、これらすべての患難を経て、神の王国としての復 活し昇天したキリストの全き享受の領域に入るようにと、あなたがたは努めなけ ればなりません。そのようなキリストの享受を持つとき、あなたがたは神聖な支 配の下にあるでしょう。その時、あなたがたは神の王国となります。それが正当 な教会生活です」。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・使徒たちの行動(三)」(1989年版)メッ セージ40から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。