キリストのパースン――神である ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 使徒9:20 そしてサウロは、直ちに諸会堂で、「この方は神の子である」と、イ エスを宣べ伝えた。 ヘブル1:8 御子については、「神よ、あなたの御座は永遠であり、あなたの王 国の杖は公正の杖です」。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 主イエスは神の子として、神聖な方であり、神ご自身でさえあります。ヨハネに よる福音書第5章によれば、ユダヤ人たちは、主イエスを神の子であると言うこ とは、彼を神であると言うことであると認識していました。このことについて、 ヨハネによる福音書第5章18節は言います、「このためにユダヤ人は、ますます 彼を殺そうと思った。なぜなら、彼は安息日を破っただけでなく、神をご自分の 父と呼んで、ご自身を神と等しくされたからである」。これが示していることは、 主が神の子であるとは、彼が神であることを意味するということです。 「神の子」という表現は、主イエスのパースンのことを言います。神の子として、 主イエスは神聖です。しかしながら、すべての反対者たちは彼を単なる人と考え ました。彼らは、このイエスが神聖でもあり、彼が神の子であることを認識しま せんでした。彼は、神聖な源を持つ唯一の方です。 ダマスコの会堂においてサウロは、イエスを神の御子であると宣言しました。彼 の話を聞いていた人たちは、イエスについてよく知っていた人々でした。彼らは、 イエスがナザレ人であることを知っていましたが、……今やサウロは、この方が 神の子であることを宣言しました。彼はこう言っているようでした、「あなたが たが単に一人の人と見なしているこの方は、神の子です。確かに彼は人の源から 出てきました。そして彼は人の子です。それにもかかわらず、この方は神の子で す」。このことについて、サウロは力強い証しをしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・使徒たちの行動(二)」(1988年版)メッ セージ27から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。