その霊を消さずに、神と協力する ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 1テサロニケ5:19 その霊を消してはいけません。(23節)そして平和の神ご自身 が、あなたがたを徹底的に聖別し、あなたがたの霊と魂と体とを完全に守って、 わたしたちの主イエス・キリストの来臨の時に、責められるところのない者にし てくださいますように。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― クリスチャン生活は、その霊によって霊感を受け、奮い立たせられる生活です。 一日を通じてわたしたちは、その霊がわたしたちに霊感を与え、奮い立たせ、わ たしたちの内側で動き、活動しているのでなければなりません。ですから、その 霊を消すのではなく、わたしたちの内側にある炎を燃え立たせる必要があります。 「消す」という言葉は、火を暗示しています。その霊はわたしたちの内側で燃え ています。わたしたちはこの火を消してはなりません。そうではなく、それを炎 へと燃え立たせるべきです。 もしわたしたちが教会生活のために聖なる生活を生きようとするなら、わたした ちは神の活動と協力しなければなりません。神は今やわたしたちの中に住んでお られます。内住する三一の神は、いつもわたしたちの内側で活動しておられます。 こういうわけで、わたしたちはその霊を消してはいけないのです。その霊が内側 で燃えるのは、わたしたちの内側での三一の神の活動であり、その活動とわたし たちは協力する必要があります。わたしたちは、12節から22節にかけて扱われて いるすべての問題に注意を払うことによって、協力するのです。わたしたちの側 では、わたしたちは協力する必要があります。神の側では、神はわたしたちの内 側で活動しておられます。平和の神ご自身は、わたしたちを徹底的に聖別してく ださいます。三一の神は内住しておられ、わたしたちは彼によって内住された人 たちです。こういうわけで、二つの面がなければなりません。すなわち、神の面 とわたしたちの面です。神は活動し、わたしたちは神の活動に協力するのです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・テサロニケ人への第一の手紙(二)」 (1986年版)メッセージ18と19から引用されています。いずれも日本福音書房から 出版されています。