ふさわしい歩み(1) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 1テサロニケ4:11 また、わたしたちがあなたがたに命じておいたように、落ち 着いて自分の仕事に身を入れ、自分の手で働くように努めなさい。 2テサロニケ3:11 ところが、聞くところによると、あなたがたの間で気ままに 歩き回り、何も仕事をしないで、おせっかいをやく者たちがいるとのことです。 (12節)そのような者たちには、落ち着いて働き、自分のパンを食べるようにと、 わたしたちは主イエス・キリストにあって命じ、勧めます。 1テモテ5:13 また同時に、彼女たちは怠けぐせがつき、家から家へと歩き回り、 怠けるだけでなく、うわさ好きなおせっかい屋となり、話すべきではないことま で話します。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全2編のうちの第1編) おせっかい屋は、実は何者でもないのに、なんでも屋でありたいのです。こうい うわけで、パウロは、おせっかい屋には努めて落ち着いているようにと命じます。 これは、彼らが自分自身を努めて落ち着かせるべきことを意味します。確かにわ たしは、聖徒たちがもっと交わりを持つようにと勧めます。しかし、おせっかい 屋の人たちは、もう少し行動を控え、もっと落ち着いているようにとの勧めを受 けるべきです。彼らは、教会の窓口になろうとしたり、他の人の事柄を知ること に興味を持ったりすべきではありません。そうではなく、パウロが言っているよ うに、彼らは自分自身の仕事に身を入れるべきです。彼らはもっと多くの時間を 使って、家の掃除や整とんをすべきです。彼らは教会生活を駄目にするような忙 しさを避けるべきです。 他の人の事柄に関心を持ちすぎる人たちは、努めて落ち着いて自分自身の仕事に 身を入れるようにすべきです。しかし、他の人を顧みない人たちや、自分自身の 仕事に時間を使いすぎる人たちは、正当な方法で他の人たちを顧みることにもっ と多くの時間を取るよう勧めを受けるべきです。わたしたちは異なった気質を持 って生まれましたから、この事柄ではみな均衡を取る必要があります。 (明日に続く) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・テサロニケ人への第一の手紙(二)」 (1980年版)メッセージ15から引用されています。いずれも日本福音書房から出版 されています。