偶像から神に向きを変える ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 1テサロニケ1:9 ……あなたがたがどのように偶像から神に向きを変えて、ひ とりの生けるまことの神に仕えるようになったのか……。 ガラテヤ4:8 しかし、その当時あなたがたは神を知らないで、本来そうではない 神々の奴隷でした。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― クリスチャン生活の第一の特徴は、わたしたちが偶像から神に向きを変えること です。実は、あらゆる人は何かを拝しています。すべての人には、霊、霊的胃袋 があります。わたしたちの体の胃は、食物を求めて飢えます。そしてわたしたち の霊的胃袋は神を求めて飢えているのです。わたしたちの霊、わたしたちの霊的 胃袋は、神を礼拝し、神に触れ、神を受け入れ、神を入れるためです。わたした ちの体の胃とわたしたちの霊的胃とは、いずれも神によって創造されました。一 日中わたしたちは、体の胃の飢えを満たすために何度か食べなければなりません。 同じように、あらゆる人は、自分の霊的胃袋である霊の飢えを満たすために、何 かを礼拝します。こういうわけで、すべての人は何かを礼拝しています。わたし たちが偽りの神を拝むか真の神を礼拝するかは、また別の問題です。 わたしたちがここで述べている要点は、無神論者を含めてあらゆる人は何かを拝 んでいるということです。あなたは、無神論者が何を礼拝するのか知っているで しょうか? 彼らは、彼ら自身を拝んでいます。なぜなら彼らは、彼ら自身の神 であるからです。ある人たちは、教育、名声、地位を拝します。それらすべては 偶像です。多くの人は、ある形態のこの世的楽しみを求める時、何の抑制もなし に行動し、自分自身の名さえ忘れるかのようです。このように、彼らが娯楽を追 い求めることは、偶像礼拝となります。 わたしたちのうちの多くは依然として、ある偶像から神へとさらに転機する必要 があります。もしあなたが神ご自身以外の何かを欲しがるなら、それが偶像です。 わたしたちの注意を引く神以外のもの、あるいは神からわたしたちをそらさせる ものは、偶像です。このようにして、そらされている人は、彼らの偶像から神へ とさらに向きを変える必要があります。クリスチャン生活は、その第一の特徴と して偶像から神への転機を持たなければなりません。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・テサロニケ人への第一の手紙(一)」 (1986年版)メッセージ2から引用されています。いずれも日本福音書房から出版 されています。