クリスチャン生活の三つの特徴 ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 1テサロニケ1:9 すなわち、わたしたちがどのようにあなたがたの所へ入って 行ったのか、また、あなたがたがどのように偶像から神に向きを変えて、ひとり の生けるまことの神に仕えるようになったのか、(10節)また、神が死人の中から 復活させられた御子、すなわち、まさに臨もうとしている激怒からわたしたちを 救うイエスが、天から来られるのを待っているのかを言い広めているのです。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― これらの節には、教会生活のための聖い生活の内容としての三つの詳細がありま す。すなわち、偶像から神に向きを変えること、ひとりの生けるまことの神に仕 えること、天から来られる御子を待つことです。偶像から神に向きを変えること、 ひとりの生けるまことの神に仕えること、天から来られる御子を待つことは、別 の角度から見たクリスチャン生活の三つの基本的な実質です。 偶像から神に向きを変えることは、それらの背後にいる悪魔と、悪鬼どもを伴う 偽りの神々とから向きを変えるだけでなく、神以外のすべてのものからも向きを 変えることです。これは、福音の言葉を聞くことを通して新しい回心者の中へと 注入し込まれた信仰によります。ひとりの生けるまことの神に仕えることは、信 者たちの享受のために手順を経て彼らの命また命の供給になられた父、子、その 霊である三一の神その方に仕えることです。彼らはこの方を礼拝の対象としてだ けでなく、彼らの中に生きられるすべてを含む供給者としても経験すべきです。 この事は、その霊の中の御子を通して御父の豊かな供給の甘い味わいによって彼 らの内側に生み出された愛によって、成されます。 天から来られる神の御子を待ち望むとは、受肉、人の生活、十字架を経過し、復 活の中へと入り、天へと昇天し、そして再来して、栄光の中へと信者たちを迎え てくださる方を、待ち望むことです。これは、信者たちを強めて、信仰の中にし っかりと立たせる望みです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・テサロニケ人への第一の手紙(一)」 (1986年版)メッセージ2から引用されています。いずれも日本福音書房から出版 されています。