使徒たちと主とに倣う者たち ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 1テサロニケ1:6 そしてあなたがたは、大きな患難の中で、聖霊の喜びをもっ て言を受け入れ、わたしたちにも主にも倣う者となり、(7節)マケドニヤとアカ ヤにおいて、信じる者すべての模範となりました。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 宣べ伝える人たちが福音の模範であったので、信者たちは彼らに倣う者となりま した。これは信者たちを導いて主に従わせ、主を彼らの模範とさせました(マタ イ11:29)。 新しい信者であるテサロニケ人たちは、まず使徒たちに倣う者となりました。次 に、彼らは主に倣う者となりました。これは、わたしたちが他の人たちにとって 一つの模範、一つのモデルになる必要があることを示します。信者たちがまず見 るのは、主ではありません。彼らはまずわたしたちを見るのです。もしわたした ちが正しい模範、正しいモデルでないとしたら、他の人たちが主を見るのは困難 になるでしょう。わたしたちは主の代理ですから、正しい模範となる必要があり ます。そうすれば、他の人たちはわたしたちに倣うことによって主に倣うことが できます。これは、わたしたちを通して彼らが主に倣うことを意味します。 7節と8節でパウロは言います、「マケドニヤとアカヤにおいて、信じる者すべて の模範となりました。すなわち、主の言があなたがたから出て、マケドニヤとア カヤだけでなく、あらゆる所で響き渡っており、神に対するあなたがたの信仰も 広く伝わっているので、わたしたちは何も言う必要がないほどです」。ここでわ たしたちが見るのは、使徒たちに倣う者たちが他のすべての信者たちの模範にな ったということです。彼らは模範に倣いました。その後、彼らは、マケドニヤと アカヤにあるローマの属州にいる信者たちの模範となりました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・テサロニケ人への第一の手紙(一)」 (1986年版)メッセージ2から引用されています。いずれも日本福音書房から出版 されています。