祈りによって恵みを維持する ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― コロサイ4:2 うまずたゆまず祈り、感謝しつつ祈りの中で目を覚ましていなさい。 1テサロニケ5:17 絶えず祈りなさい。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― うまずたゆまずとは、いつまでも、確固として、熱心に継続することです。祈り の中でわたしたちは怠惰にならず、目を覚まして警戒する必要があります。その ように目を覚ましていることには、感謝が伴うべきです。 もしわたしたちが人の生活の中でキリストを表現しようとし、主から受けた恵み を保持しようとするなら、わたしたちはうまずたゆまず祈る必要があります。わ たしたちがコロサイ人への手紙の中のすべてを含むキリストの啓示を時間をかけ て考える時、わたしたちは確かに主から恵みを受けるでしょう。ついにはわたし たちは、わたしたちとキリストが一つであること、キリストの平和がわたしたち の内側で裁定していること、キリストの言葉がわたしたちを満たしていることを、 見るようになるでしょう。その時、わたしたちはキリストを生かし出し、キリス トを表現することができるようになるでしょう。しかしながら、どれほど多くわ たしたちが主から恵みを受けたとしても、もしわたしたちがうまずたゆまず祈る ことをしないなら、それは漏れてしまうでしょう。祈りだけが、わたしたちの受 ける恵みを維持できるのです。祈りを通してのみ、この恵みはわたしたちの経験 の中で有力になり、生きたものになることができるのです。確かに、クリスチャ ン生活は恵みを受ける生活です。しかし、この生活は祈りによって支えられる必 要があります。 わたしたちの肉体の命を維持する上で、最も重要なことは呼吸です。呼吸は、食 べることや飲むこと以上に重要です。わたしたちは食べたり飲んだりしなくても、 何日間かやって行くことはできます。しかし、呼吸しなければ二、三分しかもち ません。祈りは霊的呼吸です。祈ることは、呼吸することです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「ライフスタディ・コロサイ人への手紙(四)」(1980年版) メッセージ30から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されていま す。