慰められてキリストのビジョンを見る ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― コロサイ2:1 わたしはあなたがた……のために……どれほど大きな苦闘をして いるか、あなたがたに知ってもらいたいのです。(2節)それは、彼らの心が慰め られ、彼らが愛の中で結び合わされ、理解力から来る全き確信のあらゆる豊富へ と至るため、すなわち、神の奥義なるキリストを知る全き知識へと至るためです。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 心が他の人と愛の中で結び合わされることは感情と関係がありますが、理解力か ら来る全き確信のあらゆる豊富を持つことは思いと関係があります。もしわたし たちが正しい心を持っていないなら、キリストに関する啓示を受けることはでき ないでしょう。わたしたちはキリストのビジョンを見るために、慰められ、はぐ くまれ、愛の中で他の人と結び合わされ、理解力から来る全き確信のあらゆる豊 富へと至る心を必要とします。理解力から来る全き確信のあらゆる豊富は、神の 奥義なるキリストを知る全き知識と等しいのです。わたしたちの心が慰められ、 思いが正常に機能する時、わたしたちは神の奥義としてのキリストを知る全き知 識を持つでしょう。 今やわたしたちは、コロサイ人の心が慰められるためになぜパウロが苦闘したの かを見ることができます。彼はこれが、聖徒たちが理解力から来る全き確信を持 つことができる唯一の道であることを知っていました。この確信はわたしたちに、 神の奥義としてのキリストを知る全き知識を与えます。主が日ごとにわたしたち の心をはぐくんでくださり、わたしたちが健康な教会生活を持ちますように!  わたしたちの心が幸いである時、すべての兄弟姉妹はすばらしく見えます。しか し、わたしたちの心が幸いでない時、状況はその正反対になります。わたしたち の心が主によってはぐくまれるのは何と重要なことでしょう! コロサイ人の心 が慰められてはじめて、彼らはキリストに関する啓示を受けることができました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・コロサイ人への手紙(一)」(2004 年版)メッセージ第17編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版 されています。