キリストを経験し証しする ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― マルコ5:18 …… 悪鬼にとりつかれていた人は、一緒にいたいとお願いした。 (19節)しかし、イエスはお許しにならず、彼に言われた、「あなたの家、あなた の親族の所に帰って、主がどんなに大きな事をしてくださったか、またどんなに あわれんでくださったかを知らせなさい」。(20節)彼は立ち去って、イエスがど んなに大きな事を自分にしてくださったかを、デカポリスで告げ始めたので、人 々はみな驚き怪しんだ。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― あなたが恵みにあずかったなら、あなたの家族、隣人、親族、友人、同僚たちに、 あなたが今や救われた人であることを知らせるようにと、主は言われています。 あなたは彼らに、自分がイエスを信じたことだけを話すのではなく、主がどんな に大きな事をあなたのためにしてくださったかも話すべきです。主があなたにし てくださった事を人に告げることを、主は求めておられます。主はあなたに、自 分に起こった事柄を告白し、証しするよう求めておられます。このようにする時、 あなたは他の人たちに火をともしているのです。そして主の救いはあなたで止ま ることがなく、それを継続させるのです。 多くのクリスチャンの家庭の中でも依然として多くの魂が滅びつつあることは、 何と残念なことでしょう。わたしたちの父母、子供、親族、友人の何人かは、今 だにわたしたちの口からキリストの福音を聞いていません。なぜわたしたちは、 主が自分のためにしてくださった事を告げないのでしょうか? もし家で証しをしようとするなら、必ず行ないに大きな変化があるべきです。わ たしたちが主を信じる前と比べて、信じた後にどんなに不思議な大変化があるか を家の中で現してはじめて、家の人はわたしたちの言葉に耳を傾けるでしょう。 もしわたしたちに行動の上での変化がないなら、彼らはわたしたちを信じること ができないでしょう。同時に、わたしたちの行ないが変わったなら、その原因を 彼らに告げ、証しすべきです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第49巻「初信者を成就するメッセージ(二)」(1999年版) メッセージ第18編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されて います。