教会と集会 ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― マタイ16:18 ……わたしはこの岩の上に、わたしの教会を建てる。ハデスの門 も、それに勝つことはない。 ヘブル12:22 しかし、あなたがたが来ているのは、シオンの山に、生ける神の 都である天のエルサレムに、無数の御使いたちの宇宙的集会に、(23節)天に登録 されている長子の教会に。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 聖書には集会について、明白な命令があるだけでなく、多くの模範もあります。 主イエスは地上におられた時、何度も彼の弟子たちと共に集まっておられました。 山の上で集まり、荒野で集まり、家で集まり、海辺で集まられました。最後の夜、 十字架につけられる前、彼は広間を借りて、彼らと集まりました。復活の後、彼 はやはり彼らが集まっている所に現れました。ペンテコステの日の前、弟子たち は一つ心で、一緒に集まって祈っていました。ペンテコステの日にも、彼らは共 に集まっていました。 「教会」という言葉の意味は何でしょうか? 教会はギリシャ語では「エクレシ ア」です。「エク」は「出てくること」を意味し、「クレシア」は「会衆」ある いは「集まり」を意味します。「エクレシア」の意味は、出て来た人たちの集ま りです。神は、召された人を必要とされるだけでなく、召された人が集まること をも必要とされます。もし召された人が一人一人ばらばらであれば、教会はなく、 教会は生み出されません。 主を信じた後、一つの基本的な必要があります。それは神の子たちと共に集まる ことです。家に一人閉じこもって祈ったり聖書を読んだりしてクリスチャンにな ることができると思わないでください。キリスト教は、単なる個人の上に打ち建 てられるのではなく、集会の上に打ち建てられるのです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第48巻「初信者を成就するメッセージ(一)」(1999年版) の第12編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。