うまずたゆまず求める ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ルカ18:1 またイエスは、彼らが絶えず祈るべきであり、また失望しないように、 たとえを話して……。 ローマ12:12 望みの中で喜び、患難の中で耐え忍び、祈りでは根気強くありなさい。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 祈りには、注意しなければならないもう一つの点があります。それは、継続しな ければならず、やめてはならないということです。いくつかの祈りはずっと祈り 続けなければなりません。主が祈りに答えずにはいられなくなるまで祈るのです。 ルカによる福音書第18章1節から8節では、わたしたちは何度も何度も求めなけ ればならないと言っています。わたしは信じているがゆえに、主の御前でずっと 祈り続け、ある日、主が答えないではいられなくなるまで祈るのです。 多くの人の祈りは長続きしません。一日祈り、二日祈り、三か月たつと忘れてし まいます。二度と祈らない人さえいますが、その人はもともと欲していないので す。真に求める者だけが、ずっと祈ることができるのです。そうでなければ、祈 りを継続することはできません。ある種の切迫した環境にあり、ある必要な状況 の下にあって、心がそれによって動かされてこそ、ずっと祈り続けることができ るのです。 何か一つのものが必要なら、神をわずらわせるべきです。本当に必要なら、神が 聞いてくださるまで求め続けなければなりません。神が聞かないわけにはいかな くなるまで、神が必ず聞いてくださるまで、求め続けていくのです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第48巻「初信者を成就するメッセージ(一)」(1999年版) メッセージ第10編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されて います。