聖書の事実を発見して、光を受ける ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 2テモテ3:15 また幼い時から聖なる書に親しんできたことを、知っているから です。この聖なる書は、あなたを賢くし、キリスト・イエスにある信仰を通して、 救いを得させることができるのです。(16節)聖書はすべて、神の息吹かれたもの であり、人を教え、戒め、矯正し、義の中で訓練するのに益があります。 詩篇119:169 私の叫びが御前に近づきますように。主よ。みことばのとおりに、 私に悟りを与えてください。(新改訳) ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 聖書の中には多くの霊的な事実が含まれています。人の内側の目が見えない時、 それらの事実を読み取ることはできません。聖書の中から事実を読み取ることが できたなら、それはすでに半分以上の光を得たことになります。なぜなら、神の 照らしは、神の言葉の中の事実を照らし出すからです。事実を発見することは、 聖書を読むときのわたしたちの働きの半分です。聖書を読む時、必ず事実を探し 出す必要があります。 例えば、地球の引力は一つの事実です。ニュートン以前でも、ずっと地球の引力 はあったのですが、幾千年も人は発見することができませんでした。ある日ニュ ートンが木の下で眠っていると、一個のりんごが彼の目の前に落ちてきました。 こうしてはじめて彼が地球の引力の法則を発見しました。ですから、問題は事実 のあるなしではなく、この事実が発見されるかどうかです。 聖書を読むとき、あなたは第一に事実を探し出すことを学ぶ必要があり、その後 それを記憶して、さらに歩みを進め、分析し、分類し、比較すれば、主から光を 持つようになるでしょう。このようにして自分にも供給があり、また他の人にも 供給することができるようになります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第48巻「初信者を成就するメッセージ(一)」(1999年版) メッセージ第9編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されて います。