御言葉をわたしたちの内に豊かに住まわせる ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 2テモテ3:16 聖書はすべて、神の息吹かれたものであり、人を教え、戒め、矯 正し、義の中で訓練するのに益があります。(17節)それは、神の人があらゆる良 いわざのために十分に装備されて、完全な者になるためです。 コロサイ3:16 知恵を尽くして、キリストの言をあなたがたの内に豊かに住まわ せ、詩と賛美と霊の歌とをもって、互いに教え戒め合い、恵みの中で、心から神 に向かって歌いなさい。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全2編のうちの第2編) もし神がわたしたちを通して他の人に語りかけようとされるなら、それも神がす でに語られた言葉に基づきます。もしわたしたちが神のすでに語られた言葉を知 らないなら、神はわたしたちを通して他の人に語ることができません。こういう わけでわたしたちは、神の言葉をわたしたちの内に豊かに住まわせる必要があり ます。そうしてこそ、わたしたちは神がかつて歩まれた道を知ることができ、ま た神の今日の言葉を聞くことができます。また神に用いられて、他の人に語るこ とができます。 聖書は偉大な書物であり、また大いなる書物です。わたしたちが生涯の全部の時 間をそれに費やしても、その豊かさの一部分に触れることができるだけです。人 が時間をかけないで聖書を知ろうと思うことは、不可能なことです。ですから、 青年のクリスチャンは最善を尽くして神の言葉に時間を費やすようにすれば、中 年になった時、老年になった時、豊かな言葉をもって自分自身に供給でき、また 他の人に供給できるようになるでしょう。 神を認識しようとする人はだれでも、よくよく神の言葉を学ぶべきです。主を信 じた人はだれでも、そのクリスチャン生活の最初から、神の言葉を読む重要性を 知るべきです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第48巻「初信者を成就するメッセージ(一)」(1999年版) メッセージ第9編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されて います。