愛が献身の根拠である(1) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 2コリント5:14 なぜなら、キリストの愛がわたしたちに押し迫っているからで す。そこでこう判断しました。一人の方がすべての人のために死なれたからには、 すべての人が死んだのです。(15節)そして、彼がすべてのために死なれたのは、 生きている者が、もはや自分自身にではなく、彼らのために死んで復活させられ た方に生きるためです。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全2編のうちの第1編) コリント人への第二の手紙第5章14節から15節は、神の子たちが主の愛に押し迫 られるゆえに、彼らのために死んで復活させられた主に生きるのであることを、 はっきり見せています。人が主のために生きるのは、主の愛に押し迫られるから です。「押し迫る」の原文の意味は、「閉じ込める」で、しかも相当、強制的に 制限することです。原文の意味は、わたしたちをしっかりと取り囲み、内側に閉 じ込めることです。愛はわたしたちを閉じ込め、逃げられないようにします。 人は愛に触れる時、この味わいを持ちます。わたしたちが愛に縛られる時、もう 逃げることはできません。主はわたしたちのために死なれました。わたしたちは 今日、彼のために生きるべきです。ですから、愛が献身の根拠です。人は主の愛 のゆえに自分自身をささげます。主の愛を感じないでささげることのできる人は 一人もいません。人が主の御前で自分自身をささげたいと思うなら、まず主の愛 を見なければなりません。主の愛を見たなら、その自然な結果として献身がそれ に続きます。 (明日に続く) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第48巻「初信者を成就するメッセージ(一)」(1999年版) メッセージ第3編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されて います。