キリストは食物としてわたしたちの中に入ってこられる ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ヨハネ6:57 生ける父がわたしを遣わされ、わたしが父のゆえに生きているよう に、わたしを食べる者も、わたしのゆえに生きる。 コロサイ1:27 神は彼らに、異邦人の間にあるこの奥義の栄光の豊富がどんなも のであるかを、知らせたいと願われました。それはあなたがたの内にいますキリ ストであり、栄光の望みです。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全3編のうちの第3編) マタイによる福音書がこれらの事柄を集めて教理的に配列したのは、天の王国の ためにわたしたちは外側の清めを必要とするのではなく、わたしたちが必要とす るのはキリストがわたしたちの中に入ることであることを、わたしたちが理解す るためです。あなたは病気でしょうか、それとも弱いのでしょうか? あなたに は何か問題があるでしょうか? これらの事を外側の方法で対処しようとしては なりません。そうではなく、イエスを食べることによって、内側の方法で対処し なさい。事実、あなたはこれらすべての事を忘れてしまうべきです。あなたに必 要なのは、外側の洗いではなく、キリストがあなたの中に来られることです。 主はカナン人の女に次のように言っておられるようでした、「あなたはいやしを 必要としません。あなたはわたしを必要とします! そして、あなたは外側でわ たしを必要とするのではなく、内側でわたしを必要とします。あなたはわたしを 食べる必要があります。わたしは、人々が食べ、消化し、吸収するためのパンと して来ました。わたしはあなたの存在、組織、血管、繊維の中に入りたいのです。 わたしはあなたの構成要素の中に入って、あなたとなりたいのです。こういうわ けで、あなたはわたしを食べる必要があります。外側の方法で物事を対処しては いけません。そうではなく、わたしをあなたの中に取り入れることによって、あ らゆることを内側の方法で対処しなさい。わたしがあなたの中に入ってあなたを 養うことができさえすれば、あらゆる問題は解決されます」。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウィットネス・リー著「新約ライフスタディ・マタイによる福音書(二)」(1997 年版)メッセージ第46編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版 されています。