主の言葉の上で信じ、行動する ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― マタイ14:28 すると、ペテロは彼に答えて言った、「主よ、あなたでしたら、 水の上を歩いてあなたの所に行くよう、わたしに命じて下さい」。(29節)彼は 「来なさい」と言われた。そこでペテロは舟から降りて、水の上をイエスのほう へ歩いて行った。(30節)ところが、強い風を見て、彼はおびえた。そして沈みか けたので、彼は叫んで、「主よ、助けてください!」と言った。 2コリント5:7 (なぜなら、わたしたちは見えるものによってではなく、信仰に よって歩くからです)。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― ペテロが水の上を歩くことができたのは奇跡でした。彼は信仰によって波の上を 歩きました。信仰は、主の言葉の上にあるわたしたちの行動です。信仰を持つと は、わたしたちが事を行なうことができることを意味するのではありません。ま たそれは、わたしたちがある方向に行こうと決心することを意味するのでもあり ません。信仰とは、わたしたちがとても弱くても、主の言葉の上で行動しようと することを意味します。主はペテロに「来なさい」と言われ、ペテロはその言葉 を取り、その上にあって行動し、波の上を歩きました。 ペテロは船から降り、主の言葉を信じる信仰によって波の上を歩きました。しか しながら、彼が強い風を見た時、彼の信仰は消え失せました。彼は環境を見るこ とによってではなく、主の言葉を信じる信仰によってのみ歩くべきでした。主が ペテロに「来なさい」と言われたのですから、ペテロはその言葉の上に立つべき であり、疑うべきではありませんでした。ですから、主は彼をしっ責されたので す。信仰は主の言葉から来て、主の言葉の上に立ちます。主の言葉がある限り、 わたしたちはただ彼の言葉を信じるべきであり、疑うべきではありません。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・マタイによる福音書(二)」(1997 年版)メッセージ第44編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版 されています。 *9月10日分の配信が遅れましたことを、お詫び申し上げます。