迫害されている人たちは幸いである

――――――――――――――聖書の節（回復訳）――――――――――――
マタイ5:10　義のために迫害されている人たちは幸いである。天の王国は彼らの
ものだからである。
１ペテロ3:14　それどころか、たとえあなたがたが義のために苦しみを受けると
しても、あなたがたは幸いです。彼らの脅しを恐れることはありません。また動
揺してはなりません。

―――――――――――――――務めの言葉―――――――――――――――
全世界は悪しき者の中に横たわっており(１ヨハネ5:19)、不義で満たされていま
す。この世のあらゆる面は不義です。わたしたちが義に対して飢え渇くなら、義
のために迫害されるでしょう。天の王国のゆえに、わたしたちは求めている義の
ために代価を払う必要があります。わたしたちが義であるなら、罪定めされ、反
対され、迫害されるでしょう。ですから、わたしたちは迫害を受けます。全力を
尽くして義であろうとした多くの聖徒たちは、その結果、迫害を受けました。彼
らの環境、仕事、勤め先には多くの不義がありました。彼らはその状況の中で義
であることを願ったために、人から迫害を受けました。

もし義の中にとどまっていないなら、わたしたちは王国の外です。しかし、義の
中にとどまっているなら、わたしたちは王国の中にいます。なぜなら、王国は絶
対に義の事柄であるからです。王国には何の間違ったもの、不正なもの、暗いも
のはありません。すべては義と光です。これが王国の性質です。わたしたちが霊
の中で貧しい時、天の王国はわたしたちの中に入って来ます。しかし、わたした
ちが義の中にとどまっている時、天の王国はわたしたちの中にとどまります。ど
ちらの場合も、天の王国はわたしたちのものです。しかし、もしあなたが義の中
にとどまっていようとするなら、迫害に遭うことを覚悟してください。あなたは
義のために迫害されるでしょう。

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新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、
ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・マタイによる福音書(一)」(1997
年版)メッセージ第14編と第15編から引用されています。いずれも日本福音書房
から出版されています。