柔和な人たちは幸いである ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― マタイ5:5 柔和な人たちは幸いである。彼らは地を受け継ぐからである。 啓11:15 ……世の王国は、わたしたちの主とそのキリストの王国となった。彼 は永遠にわたって支配される。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 今日、地はサタンの支配下にあるこの世の王国です。しかし、主、王が、この世 界を取り戻される日が来つつあります。啓示録第11章15節で言われた世は、マタ イによる福音書第5章5節の地です。 柔和とは、単におとなしく、へりくだって、従順であることではありません。柔 和とは、この世の反対に抵抗せず、進んでそれを受けることを意味します。柔和 であるとは、戦ったり、抵抗したりしないことです。わたしたちが柔和であり、 この時代に世の反対を喜んで受けるなら、来るべき時代に地を受け継ぎます。そ れは、ヘブル人への手紙第2章5節から8節と、ルカによる福音書第19章17節、19 節に啓示されています。 今日は、戦う者が地を得ます。戦わなければ、何の領土もないでしょう。こうい うわけで、多くの戦争があるのです。諸国民は互いに戦って、自分たちのために さらに多くの領土を得ようとしています。人の道は、戦うことによって地を得よ うとしますが、天の王国の道は、柔和であることによってそれを得るのです。戦 う必要はなく、柔和である必要があります。 主イエスは戻って来る時、地を取り戻されます。しかしながら、彼は捕らえられ、 試みられ、ゴルゴタで十字架につけられた時、柔和でした。彼は十字架にくぎづ けられた時、抵抗しませんでした。あらゆる点において彼は柔和であり、最後ま で柔和でした。最終的に、地は戦う者によってではなく、柔和な人たちによって 得られるでしょう。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・マタイによる福音書(一)」(1997 年版)メッセージ第14編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版 されています。