イエスはあってある者である ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― マタイ1:21 彼女は男の子を産みます。あなたは彼の名をイエスと呼びなさい。 彼は自分の民を、彼らの罪から救うからです。 ヨハネ8:24 ……あなたがたは、『わたしはある』を信じないなら、自分の罪の 内に死ぬ。(58節)イエスは彼らに言われた、「まことに、まことに、わたしはあ なたがたに言う。アブラハムが存在する以前に、『わたしはある』」。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― イエスという御名はエホバという御名を含んでいます。ヘブル語で、神という御 名は大能者、全能の神を意味し、エホバという御名は「わたしはある」、「わた しはあってある者」を意味します(出3:14)。ヘブル語の「ある」という動詞は、 現在時制だけでなく、過去と未来をも含みます。ですから、エホバの正しい意義 は、わたしはあってある者、すなわち、今あり、過去にあり、未来と永遠にわた ってある者です。これがエホバの御名です。神だけが永遠の方です。永遠の過去 から永遠の未来まで、彼は「わたしはある」です。 わたしたちは、彼が大いなる「わたしはある」であることを知り、彼を大いなる 「わたしはある」方として信じなければなりません。主の御名は「わたしはある」 ですから、わたしたちは彼に、「主よ、あなたはご自分の御名が『わたしはある』 であると言われました。それでは、あなたは何であるのですか?」と言うでしょ う。彼の答えは、「わたしは何であれあなたが必要とするものである」です。主 は、何であれわたしたちが必要とするものです。もしわたしたちが救いを必要と するなら、彼ご自身がわたしたちにとって救いです。あなたの必要が何であれ、 イエスがそれです。あなたは光、命、力、知恵、聖、義を必要とするでしょうか? イエスご自身が光、命、力、知恵、聖、義です。わたしたちが必要とするすべて が、イエスという御名の中にあります。このすばらしい御名は何と高く、何と豊 富でしょう! ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・マタイによる福音書(一)」(1997 年版)メッセージ第6編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版さ れています。