イエスは蛇の姿をとられた ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ヨハネ3:14 そして、モーセが荒野で蛇を上げたように、人の子も上げられなけ ればならない。 ローマ8:3 律法が肉のゆえに弱くて、なし得なかったので、神は、ご自身の御子 を罪の肉の様で、罪のために遣わし、肉において罪を罪定めされました。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 荒野でさおの上に上げられた蛇は、実は毒のある蛇ではありませんでした。それ は実際の蛇の様に作られた青銅の蛇でした(民21:9)。イエスは十字架上にあった 時、神の目に蛇の形、蛇の様をしておられました。しかし荒野での青銅の蛇の場 合、彼に毒はありませんでした。なぜなら、彼は堕落した人から生まれなかった からです。彼は処女から生まれました。 マタイによる福音書第3章7節と第23章33節によれば、バプテスマのヨハネも主イ エスも、人々を「まむしの子ら」、すなわち、蛇と呼んで、堕落した人はみな蛇 の子孫であることを示しました。わたしたちはみな小さな蛇です。自分は良いと 思わないでください。あなたは救われる前、蛇でした。こういうわけで、主イエ スは十字架上で死んで、神の裁きを受けられたのです。イエスは十字架上で、人 であっただけでなく、蛇の形にもありました。神の目に、わたしたちはみな蛇の 人であるので、彼は蛇の形を取り、十字架上で死なれたのです。おそらくあなた は、イエスが蛇の形、罪の肉の様を取られたことを、決して聞いたことがないで しょう。あなたはイエスが神であり、人の形を取られたことを聞きましたが、彼 がまた蛇の形を取られたことを聞きませんでした。彼は何とすばらしいでしょう! ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・マタイによる福音書(一)」(1997 年版)メッセージ第5編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版さ れています。