からだの中での交わりの生活(2) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 創世記13:18 そこで、アブラムは天幕を移して、ヘブロンにあるマムレの樫の 木のそばに来て住んだ。そして、そこに主のために祭壇を築いた。 1コリント10:16 わたしたちが祝福する祝福の杯、それはキリストの血の交わ りではありませんか? わたしたちがさくパン、それはキリストの体の交わりで はありませんか? ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全3編のうちの第2編) 「ヘブロン」の原文の意味は、「交わり」です。神の家は一つの命であり、交わ りは一つの生活です。べテルを経過しないでヘブロンに住むことはできません。 へブロンは、べテルの後にあることを覚えておいてください。神の家があるとこ ろには交わりがあります。交わりは、多くの人で一つの団体を組織することでは なく、交わりは神の家においてのみなされるのです。神の家がなければ、交わり はあり得ません。もしあなたの生まれつきの命が対処を受けていなければ、交わ りを持つことはできません。あなたの生まれつきの命が対処を受けた後、はじめ てあなたはからだの中におり、交わりを持つことができるのです。 この一つのからだは確かな事実です。あなたはこのからだの中にいれば、自然に 神の子供たちと行き来し、交わりを持つでしょう。あなたは、生まれつきの命が 裁かれるなら、自然にキリストのからだの命に入り、その交わりの中に入ってい くことができるのです。だれでも真にキリストのからだが何であるかを認識した 人は、自分が頼りにならず、自分はあまりにも弱いということを感じて、自然に 個人主義から解放され、神のすべての子供たちと交わりを持つようになります。 ある日、神はわたしたちを導いて、交わりがなければ前進する道がないという地 点にまでもたらされます。神は、一人ではできないことも、交わりの中にあれば できるということを、わたしたちに見せられます。これがへブロンの意味です。 (明日に続く) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第35巻「アブラハム、イサク、ヤコブの神」(1998年版) 第3章から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。