そして人は主を呼び求め始めた(3) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― イザヤ12:2 ……ヤハ、エホバはわたしの力と歌、彼はわたしの救いとなられた。 (3節)それゆえ、あなたがたは喜びつつ、救いの泉から水を汲む。(4節)その日、 あなたがたは言う、「エホバをほめたたえよ。彼の御名を呼び求めよ! 彼の行 ないを、もろもろの民の間に知らせよ。彼の名が高められていることを、彼らに 思い起こさせよ。(6節)シオンに住む者よ、叫べ、そして叫び声を鳴り響かせよ、 イスラエルの聖なるかたは、あなたの中にあって、大いなる者だから。(原文) ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全3編のうちの第3編) これらの節でイザヤは、歌い、叫び、叫び声を鳴り響かせよと告げています。こ れらすべては、第12章4節に述べられた呼ぶことと一致しています。2節で彼は、 神はわたしたちの救いまた力であると言っています。神はわたしたちにとってす べてです。わたしたちはただ、神の救いの井戸から水をくむ必要があります。ど のようにすればわたしたちは、喜びつつ、救いの井戸から水をくむことができる のでしょうか? その方法は、彼の御名を呼び求めること、主を賛美すること、 叫び、叫び声を鳴り響かせることです。4節でわたしたちは、賛美することと呼 ぶこととが一緒になっているのを見いだし、また6節では、呼び求めることと叫 ぶことが一緒になっているのを見いだします。これは、主を呼び求めることは、 主に向かって叫び、叫び声を鳴り響かせることであることを証明します。 多くのクリスチャンは、決して叫んだことがありません。もしあなたが主の御前 で決して叫んだことがないなら、あなたが主を豊かに享受することができたかど うか、わたしは疑います。彼の御前で叫んでみなさい。もしあなたが、主があな たにとって何であるかについて決して叫んだことがないなら、わたしはあなたに それを試してみるようにお勧めします。あなたは、「おお、主イエスよ、あなた はわたしにとても優しいです」と叫べば叫ぶほど、ますますあなたの自己から解 放され、主で満たされるでしょう。あなたは第三の天にいるでしょう。このよう に、イザヤは旧約時代においてさえ人々に、主を賛美し、彼の御名を呼び求め、 叫び声を鳴り響かせるようにと告げたのです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「旧約ライフスタディ・創世記(二)」(1998年版)メッセー ジ第25編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。