神を受け入れる霊を持つ(2) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 創世記2:7 その後、神である主は、土地のちりで人を形造り、その鼻にいのち の息を吹き込まれた。そこで、人は、生きものとなった。(新改訳) 1テサロニケ1:23 そして平和の神ご自身が、あなたがたを徹底的に聖別し、 あなた方の霊と魂と体とを完全に守って、わたしたちの主イエス・キリストの来 臨の時に、責められるところのない者にしてくださいますように。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全2編のうちの第2編) 仮に、あなたが貧しい人だとします。あなたは努力してお金をもうけ、第一にあ なたの物質の必要を満たします。最終的に、あなたは良い家、良い食事、すばら しい衣服、最上の交通手段を得ます。いったんあなたの物質の必要が満たされる と、あなたは音楽、スポーツ、娯楽を始めます。これはあなたの魂の心理的な必 要を満足させます。あなたはあらゆる娯楽を得ることができたとしても、夜、家 で一人座っている時、内側に深くむなしいという感覚を持ちます。あなたは依然 として何かを必要としています。あなたは自分に言います、「あなたはあらゆる ものを持っています。まだ何が欲しいのでしょうか? あなたは車、良い家、良 い妻と子供たち、あらゆる娯楽、享楽を持っています」。それにもかかわらず、 あなたの内側深くで何かが、「わたしにはまだ必要があります」と言います。あ なたの内側深くで何かが要求し、切望し、懇願さえしているのです。 これは何でしょうか? それはあなたの霊です。あなたのこの部分、あなたの霊 が、神を必要としているのです。わたしたちには三種類の必要があります。それ は物質の必要、心理的な必要、霊的な必要です。なぜなら、わたしたちには三つ の部分があるからです。人間社会では、人は最初の二つの必要に注意して、第三 の必要を無視します。あなたは最も良い物質の享受と最上の心理的な満足を持っ たとしても、まだ不足しています。あなたは霊的な享受を必要とし、神を必要と します。あなたは内側深くで満たされる必要があります。わたしは内側で満たさ れてからは、車や家のことをあまり心にとめません。わたしの霊は神で満たされ ています。なぜなら、わたしの霊は彼を入れるために造られたからです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「旧約ライフスタディ・創世記(一)」(1998年版)メッセー ジ第10編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。