三日目に乾いた地(キリスト)が現れる ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 創1:9 神は「天の下の水は一所に集まれ。かわいた所が現われよ」と仰せられ た。するとそのようになった。(10節)神はそのかわいた所を地と名づけ……。 (12節)それで、地は植物、おのおのその種類にしたがって、種を生じる草と、お のおのその種類にしたがって、その中に種のある実を結ぶ木を生じた。神は見て、 それを良しとされた。(13節)こうして夕があり、朝があった。第三日。(新改訳) ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 旧約聖書で地は、生む源としてのキリストを予表します。この地は死の水の下に 葬られ、三日目(復活の日)に再び現れました。旧約聖書の記録が啓示するように、 あらゆる種類の命がこの地から生み出されました。植物の命、動物の命、人の命 でさえ、地から出てきました。人は地のちりから造られました。これは、あらゆ る種類の命がキリストから来ることを予表します。 人類の堕落の後とノアの時代の間、地は再び死の水によって覆われました。これ は、人がキリストから引き離されたことを表徴します。人類は良き地の享受から 引き離されました。この後、地が再び回復されました。地は回復されて、バベル の日に至りますが、その時、人はさらに堕落し、全人類は神に反逆して立ち上が りました。そこで、神はアブラハムを父とする種族を召し出し、高き地、カナン の良き地へと入らせました。この良き地もキリストを象徴します。アブラハムは バベルから召し出されて、良き地へと入りました。わたしたちは反逆から召し出 されて、わたしたちの良き地であるキリストへと入りました。今やこの良き地は わたしたちのものであり、命を生み出すように備えられています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 務めの言葉は、ウイットネス・リー著「旧約ライフスタディ・創世記(一)」(1998 年版)メッセージ第14編から引用されています。日本福音書房から出版されてい ます。