からだのためのすべてを含むキリスト ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ローマ15:12 さらにまたイザヤは言います、「エッサイの根が芽生える。彼こ そはたち上がって、異邦人を支配する。異邦人はその方に望みを置くようになる」。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― ここでわたしたちは、キリストがすべてを含んでいることを見ます。彼がエッサ イの根であるのは、彼がユダヤ人の供給であることを意味します。ローマ人への 手紙第11章によれば、彼が根であることは、彼がユダヤ人の源と供給であること を意味します。将来このエッサイの根は立ちあがって、すべての異邦人を支配さ れるでしょう。こうして、彼はユダヤ人を供給し、異邦人を覆われます。ユダヤ 人への根であることによって、また異邦人を覆う方、支配者であることによって、 彼はユダヤ人と異邦人を一つにされます。ユダヤ人の根であることと異邦人を覆 う方であることによって、キリストは両方の民を受け入れ、彼らを一緒にして、 一つからだ、新しい人、教会とならせられます。 キリストはすべてを含んでおり、すべてを受け入れます。キリストがこのように すべてを受け入れる方であり、ユダヤ人と異邦人を一緒にされるのですから、わ たしたちはこのキリストにしたがって、異なる信者たちすべてを受け入れなけれ ばなりません。「これはアメリカ人であり、あれはイギリス人であり、あれはド イツ人であり、あれは日本人であり、あれはフィリピン人であり、あれは韓国人 です。わたしはそんなに多くの異なる人々を受け入れることはできません」と決 して言ってはなりません。一つの民の根であり、別の民の支配者、覆う方である キリストを思いなさい。彼はすべてを含んでいます。聖徒を受け入れることで、 わたしたちも同様に、すべてを受け入れ、東、西、南、北からの人々を受け入れ なければなりません。彼らがだれであっても、彼らが何であっても、わたしたち はすべての信者を共に一つからだの中で受け入れなければなりません。これがキ リストにしたがって聖徒たちを受け入れることです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・ローマ人への手紙(一)」(1997年 版)メッセージ第29編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版さ れています。