神の王国とは何であるか ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ローマ14:15 もし食物のことであなたの兄弟が傷つくなら、あなたはもはや、 愛によって歩いているのではありません。あなたの食物が、その人を破壊するこ とがあってはなりません。その人のために、キリストは死なれたのです。(17節) なぜなら、神の王国は食べ飲みすることではなく、義と平和と聖霊の中の喜びと であるからです。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― あなたは聖徒たちを受け入れようとする時、認識しなければなりませんが、聖徒 たちはあなたの教理上の観念や、食べ飲みに関する宗教的な実行によって受け入 れられるべきではありません。神の王国は食べ飲みすることではありません。神 の王国はあなた自身に対しては義、人に対しては平和、あなたの霊の中では神に よる喜びです。あなたがかめを食べるかキャベツを食べるかはどうでもよいので す。しかしながら、義、平和、喜びは大いに重要です。なぜなら、これらの項目 はキリストの表現であるからです。キリストが表現される時、彼はわたしたち自 身に対してはわたしたちの義であり、人に対してはわたしたちの平和であり、神 についてはわたしたちの喜びです。わたしたちは自分自身に厳格であって、自己 弁護してはなりません。 自分自身に対しては、わたしたちの行なうあらゆることで、正しく、狭く、義で なければなりません。人に対しては、努めて平和を追い求め、彼らと平和である ことを絶えず追い求めなければなりません。しかしながら、ある兄弟たちは、妻 に対して平和でありませんし、ある姉妹たちは、夫に対して平和でありません。 わたしたちは注意して、自分と関係のあるすべての人と平和を維持しなければな りません。この平和は、わたしたちから生かし出されたキリストです。さらに、 わたしたちは喜びを必要とします。毎日わたしたちは喜んでいるべきです。もし 毎日、「ハレルヤ、主を賛美します」と言うことができないなら、それは、わた したちが敗北しており、聖霊の中にいないことを意味します。聖霊は喜びの霊で す。わたしたちは絶えず神と共に喜び、彼を賛美して、「ハレルヤ」と言ってい なければなりません。義、平和、喜びは今日、神の王国の特徴です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・ローマ人への手紙(一)」(1997年 版)メッセージ第29編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版さ れています。