わたしたちの敵に対して正常なクリスチャン生活をする ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ローマ12:14 あなたがたを迫害する者たちを祝福しなさい。祝福して、のろっ てはいけません。(17節)だれも悪をもって悪に報いてはいけません……。(19節) 愛する者よ、自ら復讐しないで、神の激怒に任せなさい……。(20節)むしろ、 「もしあなたの敵が飢えているなら、彼に食べさせなさい。もし彼が渇いている なら、彼に飲ませなさい。なぜなら、こうすることで、あなたは彼の頭に炭火を 積むからである」。(21節)悪に征服されることなく、かえって善をもって悪を征 服しなさい。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― わたしたちに対してどんなに悪い者であっても、わたしたちの口はただ祝福だけ を言い表すべきであって、のろってはなりません。わたしたちが敵であった時、 主はどれほどわたしたちを祝福されたことでしょう! わたしたちも同じように、 わたしたちの敵や迫害する者を祝福すべきです。これも、主の足跡に従う生活の 一面です。律法の下では、目には目、歯には歯でした。今日わたしたちは律法の 下にではなく、恵みの下にあります。わたしたちは悪をもって悪に報いるのでは なく、主がわたしたちになされたように、善をもって悪に報いなければなりませ ん。 わたしたちは正常な人の生活をして教会生活を実行している時、決して自ら復讐 すべきではありません。わたしたちはすべての状況を主の主権ある御手にゆだね、 主が主権によって行なわれるに任せるべきです。彼らに対するわたしたちの愛は、 彼らの頭に積まれた炭火となり、彼らを主へと向かわせるでしょう。わたしたち の敵を静める最上の方法は、彼らに食べ飲みする物を与えることです。 最後に、わたしたちはできる限り、すべての人と平和に生活する必要があります。 時には、相手側が平和な生活をすることを望まないために、すべての人と平和に 生活することは不可能です。ですから、パウロは、「できる限り」すべての人と 平和に生活すべきであると言うのです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・ローマ人への手紙(一)」(1997年 版)メッセージ第27編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版さ れています。