恵みにしたがった賜物 ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ローマ12:6 また、わたしたちに与えられた恵みにしたがって……。 1ペテロ4:10 めいめいは賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの 良い執事として、あなたがた自身の間で供給し合いなさい。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全2編のうちの第1編) 恵みとは何でしょうか? 前のメッセージで見たように、恵みとは、わたしたち の享受としてのキリストにある神です。この恵み、この神聖な要素、すなわち神 聖な命がわたしたちの中に入って来る時、それと共に、ある技量と能力をもたら します。そして、それらは賜物です。ですから、ローマ人への手紙第12章で述べ られている賜物は、命にある恵みの賜物です。 あなたが神の命を高度に享受したなら、より高い賜物を受けるでしょう。しかし ながら、もし神の命に対するあなたの享受が制限されるなら、あなたの賜物も制 限されます。なぜなら、あなたの賜物の度量は、あなたが内側の恵みとしての神 聖な命を享受した程度によって制限されるからです。第12章で数え上げられた賜 物は、あなたに突然に臨む奇跡的な賜物ではありません。違います。第12章の賜 物は、わたしたちの人の体の肢体の能力のようなものです。能力の度量は、体の 中の命の度量に依存します。体が命の著しい成長と大量の命で円熟するなら、そ れは命の豊かな満ちあふれを持ち、体の内なる命のこの満ちあふれは能力を生み 出すでしょう。6節から8節に含まれるすべての項目は、命にある恵みの賜物です。 わたしたちはそれら七つを挙げることができます。すなわち、預言、奉仕、教え、 勧め、与えること、導き、あわれみを示すことです。 (明日に続く) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・ローマ人への手紙(一)」(1997年 版)メッセージ第26編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版さ れています。