その霊の導き(2) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ローマ8:14 なぜなら、神の霊に導かれている者はみな、神の子たちであるから です。 ローマ8:6 肉に付けた思いは死ですが、霊に付けた思いは命と平安です。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全2編のうちの第2編) あなたは買い物に行こうとする時、「主よ、わたしは買い物に行くべきでしょう か? もし行くべきでないなら、しるしを与えてください」と祈る必要はありま せん。あなたがこのように祈る必要はありません。あなたは、「おお、主よ、も しあなたがわたしをデパートに行かせたくないなら、わたしをとどめてください」 と言うべきではありません。あなたが買い物に行くのを主がとどめられないなら、 自分は主の導きを得ていると考えてはなりません。外側ですべてのことが順調で あるかもしれませんが、内側ではどうでしょうか? おそらく、あなたが自動車を駐車させて、デパートの入り口に向かって歩いてい る間、内側に平安がありません。内側が強められるどころか、反対に妨げを覚え ます。しかしながら、外側ではすべてが順調ですから、あなたは進んで行きます。 しかしながら、内側では、あなたがデパートに近づけば近づくほど、ますますむ なしく感じます。あなたは外側のものによって、すなわち、お金を持っているこ と、天気がとても良いこと、渋滞もほとんどないことなどの事実によって、自分 を正当化することができるかもしれません。わたしは外側のことについて問うて いるのではありません。わたしはあなたの内側の感覚について尋ねます。外側で はすべてが肯定的であっても、内側ではあなたはむなしく、弱いのです。あなた には油塗り、水注ぎ、内側の平安がありません。 これは何を意味するのでしょうか? それは、その霊の導きがあなたの内側に、 あなたの内なる命の中にあることを意味します。わたしたちの内側の神聖な命は、 わたしたちを絶えず導きます。それは、しるしや指針によってではなく、わたし たちに内なる感覚、意識を与えることによってです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・ローマ人への手紙(一)」(1997年 版)メッセージ第18編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版さ れています。