あなたが見聞きしたことを証しする ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 使徒22:15 それは、あなたが見聞きした事について、すべての人に対して彼の 証し人となるためです。 1ヨハネ4:14 そしてわたしたちは、御父が御子を世の救い主として遣わされた のを見て、その証しをします。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 一本のろうそくに火をともすとき、その光はどれくらい持つでしょうか? もち ろん、燃え尽きてしまえば、そこで終わりです。もし、もう一本のろうそくを持 ってきて、初めのろうそくと一緒に火をともすなら、光は倍になります。初めの ろうそくの光は、もう一本のろうそくに火をともしたことで減ってしまったでし ょうか? 減ってしまうことはありません。一本一本のろうそくの光はみな、ろ うそくが燃え尽きてしまえば、それで終わりです。しかし、一本目が燃え尽きて も、二本目はまだ輝いています。もう十本、もう百本、もう千本とろうそくに火 をつけ続けるなら、この光はずっと続いていくことでしょう。これは教会の証し を説明しています。神の御子は地上に来られて、ろうそくをともし、その後も一 本一本とともし続けているのです。それは今日まで途切れることなく続いている のです。 兄弟姉妹よ、あなたは自分の光がこのように長く途絶えずに続くことを好みます か、それとも自分の光がついには終わってしまうことを好みますか? 主は、あ なたのところで光が終わってしまうのを望まれません。一人一人のクリスチャン はみな、最善を尽くして他の人たちに証しをし、他の人たちを主へと導かなけれ ばなりません。それは、この証しがこの地上で一代一代と続くためです。 わたしたちは使徒行伝第22章15節から、証しの根拠が見聞きしたことであるのを 見ます。パウロは、自分の目で見、自分の耳で聞きました。あなたはすでに主に 出会い、主を信じ、主を受け入れ、主を得ています。あなたはすでに罪から解放 され、赦しを受け、平安のある人です。あなたは何かを見て、聞きました。あな たはこの経験を証しするべきです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第49巻「初信者を成就するメッセージ(二)」(1999年版) メッセージ第18編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されて います。