贖いの意味



――――――――――――――聖書の節（回復訳）――――――――――――

ローマ3:24　価なしに、彼の恵みにより、キリスト・イエスにある贖いを通して、

義とされるからです。

１ペテロ1:18-19　……あなたがたが贖われたのは、……傷もしみもない小羊の

血のような、キリストの尊い血によるのです。



―――――――――――――――務めの言葉―――――――――――――――

贖うという言葉は、本来あなたのものであったが失われてしまったものを買い戻

すことを意味します。この詩歌はわたしのものです。もしその詩歌が失われ、わ

たしが代価を払ってそれを買い戻すなら、わたしは詩歌を贖っているのです。で

すから、贖いとは代価を払って再び所有することを意味します。



わたしたちは本来、神のものでした。わたしたちは彼の所有でした。しかしなが

ら、わたしたちは失われました。ところが、神はわたしたちを放棄されませんで

した。彼は代価を払ってわたしたちを取り戻し、大きな代価でわたしたちを再び

所有されました。これが贖いです。わたしたちが失われてしまった後でさえ、彼

はわたしたちを再び得ることを願われました。しかしながら、これを神が行なう

のは容易ではありませんでした。なぜなら、わたしたちが失われたことは、わた

したちを罪に、また神の義、聖、栄光に敵対するその他の多くの事に巻き込んだ

からです。わたしたちは三重の要求、すなわち、義、聖、栄光の要求の下にあり

ました。多くの要求がわたしたちに課せられ、わたしたちがそれを満たすことは

不可能でした。その代価はあまりにも大きかったのです。神はわたしたちのため

に代価を払い、莫大な代価でわたしたちを再び所有されました。キリストが十字

架上で死なれて、わたしたちのために永遠の贖いを達成されました。彼の血は、

わたしたちのために永遠の贖いを獲得したのです。



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新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、

ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・ローマ人への手紙(一)」(1997年

版)メッセージ第5編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版され

ています。