神の存在は実際である ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ローマ1:18 さて、神の激怒は、不義をもって真理を抑え込む者たちのすべての 不敬虔と不義の上に、天から啓示されています。(19節)なぜなら、神について知 り得ることは、彼らの内に明らかにされており、それは神が彼らに明らかにされ たからです。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 真理とは何でしょうか? 真理は単なる教理や知識ではありません。真理とは実 際であり、堅固で実質的なものです。この宇宙には実際があり、第一の実際は神 ご自身です。神がいないと言うことは、空虚を語ることです。神の実際を宣言す ることは、堅固で、実質的で、純粋で、真実なものを語ることです。神は実際で す。だれも神の実際を否定したり、彼が存在する事実を否認したりすることはで きません。なぜなら、神の存在は実際であるからです。しかしながら、人類は初 めから神の実際を尊重せず、かえってそれを抑圧しました。彼らはこの実際を全 く顧みず、それを正しく保持することを拒みました。彼らは不義をもって真理を 抑え込み、不義な方法でそれを抑圧しました。今日、わたしたちは、あらゆる面 で邪悪を見、新聞は邪悪な恥ずべき事で満ちています。なぜこのように多くの恥 ずべき事があるのでしょうか? なぜなら、多くの人が真理を保持しようとせず、 かえって、不当にそれを抑え込んでいるからです。これが悪の源の最も意義深い 面です。 多くの教授や専門職の人々はキリストを信じません。彼らに神について尋ねるな ら、彼らは「わたしたちは神がいることを知っていますが、彼を信じることを好 まないのです」と言うでしょう。このような人々は、自分の知識において神を持 つことを認めようとしません。わたしたちは自分の知識において神を持たなけれ ばなりません。なぜなら、そうするのを拒むのは恐るべきことであるからです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・ローマ人への手紙(一)」(1997年 版)メッセージ第3編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版さ れています。