神は今や多くの子たちを持たれる(1) ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ヨハネ3:16 神はそのひとり子を賜わったほどに、世の人を愛された……。 1:12 しかし、すべて彼を受け入れた者に、……彼は神の子供たちとなる権威 を与えられた。 ヘブル2:10 ……多くの子たちを栄光へ導き入れるのに、……彼にふさわしい ことでした。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― (全2編のうちの第1編) 神には唯一の御子、ひとり子しかいませんでした。しかしながら、神はひとりの 御子を持つだけでは満足されませんでした。神は多くの子たちが栄光の中にもた らされることを願われました。ですから、神は彼のひとり子を原型、模範として 用いて、多くの子たちを生み出されました。本来、キリストは神のひとり子でし た。ある時、この神の御子は、イエスという名によって肉体の中で来られました。 三十三年半の後、イエスは復活により神の御子と定められました。この時に神は、 神性と人性を持つ御子を持たれました。受肉の前、神の御子は神性を所有するだ けでした。復活の後、この神の御子は神性と人性の両方を持たれました。ハレル ヤ! 今や人性が神の御子に分を持っています。 わたしたちはどうでしょうか? わたしたちは人の子として生まれましたが、神 の子たちとして再び生まれました。男であろうと女であろうと、わたしたちはみ な神の子たちです。ある意味で、神は娘を持たれません。わたしたちが神の子た ちであるのは、神の御子の霊がわたしたちの中に入って来られたからです(ガラ テヤ4:6)。神の御子が受肉によって肉体の中に入って来られたのと同じように、 今や神の御子の霊は肉であるわたしたち多くの者たちの中に入って来られました。 ですから、ある意味で、わたしたち一人一人はイエスと同じです。 (明日に続く) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・ローマ人への手紙(一)」(1997年 版)メッセージ第2編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版さ れています。