あなたの困難を主に告げる ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 1ペテロ5:7 あなたがたの心配事をすべて、神にゆだねてしまいなさい。なぜ なら、あなたがたに関することを、彼は心にかけていてくださるからです。 ヘブル4:15 わたしたちの大祭司は、わたしたちの弱さに同情することのできな い方ではなく、罪のないことは別にして、すべての面でわたしたちと同じように 試みられたのです。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― わたしたちの主は、人が告げることのできる方です。人は容易に、言いたい事を 主に告げることができます。どんな言葉でも、みな彼に告げてよいのです。多く の時、わたしたちは苦難に出遭います。多くの時、わたしたちには喜びがありま す。多くの時、わたしたちにはだれかに自分の悲しみ、喜びを告げる必要があり ますが、告げることのできる人はいません。わたしたちの主は偉大ですが、小さ な事を軽んじられることはありません。彼はわたしたちのすべての事を聞いてく ださいます。 人はすべての人に同情することはできません。しかし、わたしたちの主は、すべ ての人に同情することができます。彼はすべての人の事柄を顧みられます。主の 心の中では、この世にはわたしたちだけがいるかのようです。主はわたしたちの すべての悲しみを担ってくださいます。わたしたちの主は、わたしたちの憂いを 担い、わたしたちの告げる事を耐え忍んで聞いてくださいます。わたしたちは怠 けて、自分の事を主に告げないようなことがあってはなりません。主は、わたし たちが告げるのを待っておられ、わたしたちの話を喜んで聞いてくださいます。 主にすべてを告げ、心を彼に注ぎ出すなら、主との親密さは一段と深くなり、彼 をさらに知るようになることを、わたしたちは認識すべきです。このような時に 彼と親密な接触を持つことは、通常の交わりの何百倍にもまさります。このよう な接触によって、わたしたちは命において前進するのです。わたしたちは、人に 祈ってもらったり、助けを求めたりしてはいけないと言っているのではありませ ん。すべての事を主に告げてこそ、主にさらに親しむことができるのです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第18巻「メッセージ記録(二)」(1996年版)メッセージ第 34号から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。