キリストを分け与える力 ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― 2コリント3:18 しかし、わたしたちはみな、……鏡のように主の栄光を見つめ つつ映しつつ、……主と同じかたちへと造り変えられていきますが、それはまさ に霊なる主からです。 使徒1:8 しかし、聖霊があなたがたの上に臨む時、あなたがたは力を受ける。 そして……わたしの証し人となるであろう。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 聖霊の内側の面が外側の面よりも重要であるなら、聖霊の注ぎをどうして必要と するのでしょうか? 聖なる生活をし、聖霊をパースンとして知っている人は、 いったん聖霊の注ぎを受けるなら、この聖を他の人に分け与える力を持ちます。 ある人は神から何かを受け、内側に何かを蓄えてきましたが、他の人にそれを分 け与える力を持っていません。他の人は彼らを賞賛したり、尊敬したりするかも しれませんが、他の人は彼らから何の助けも受けることができないのです。いっ たん彼らが聖霊の注ぎを受けると、彼らの内側にあるものを他の人に分け与える ことができるようになります。 内側に聖霊を持っている人は、発電所のようです。発電所は光に満ちていても、 町全体は暗やみかもしれません。電力が町全体に伝達されるために、発電所と町 全体をつなぐ送電線がなければなりません。発電所に電力がなければ何も起こら ないでしょう。しかし、電力があっても送電線がなければ、やはり何も起こらな いでしょう。電力を伝達する電線は、注ぎの機能の絵です。多くの人は送電線を 持っていますが、夜、ろうそくをつけなければなりません。彼らは内側に何も持 っていませんが、何かを他の人に伝達しようとします。これはうまくいきません。 わたしたちは、聖霊の内側の面と外側の面の両方を持たなければなりません。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウオッチマン・ニー全集第41巻「特別集会、メッセージ、談話の記録(一)」 (1998年版)メッセージ第22編から引用されています。いずれも日本福音書房から 出版されています。