どのように霊の中で満たされるか ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― エペソ5:18 ……むしろ霊の中で満たされ、(19節)詩と賛美と霊の歌とで語り合 い、心から主に向かって歌い、朗詠しなさい。(20節)そしてすべての時に、すべ ての事に対して、わたしたちの主イエス・キリストの名の中で、神また父に感謝 をささげ。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 詩、賛美、霊の歌は、歌ったり朗詠したりするだけでなく、互いに語り合うため でもあります。そのように語り、歌い、朗詠することは、霊の中で満たされて流 れ出ることだけでなく、霊の中で満たされる道でもあります。詩は長い詩、賛美 は短い詩、霊の歌は最も短い詩です。いずれも、わたしたちがクリスチャン生活 の中で、主に満たされ、主があふれ出るために必要です。時には、歌うことによ って感動を受けます。しかし他の場合には、「プニューマ」(霊に相当するギリ シャ語)で満たされて語ることによって語ることが、歌うことよりもさらに多く 感動を受けます。もしわたしたちが低調で、「プニューマ」に欠けるなら、わた したちの語ることは何の感動も与えないでしょう。しかし、「プニューマ」で満 ち満ちているなら、わたしたちの語ることには衝撃力があり、人を感動させるで しょう。これは雄弁ではなく、衝撃力のある語りかけです。 霊の中で満たされるもう一つの道は、父なる神に感謝をささげることです。順調 な時だけでなく、すべての時に、善い事のためだけでなく、すべての事に対して です。逆境の時でさえ、その悪い事柄のために、父なる神に感謝をささげるべき です。この節は、わたしたちの主イエス・キリストの名の中で感謝をささげるよ うにと告げています。主の名の実際は、彼のパースンです。主の名の中にいるこ とは、彼のパースン、彼ご自身の中にいることです。これは、わたしたちが神に 感謝をささげる時、主と一であるべきことを意味します。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・エペソ人への手紙(三)」(2001年 版)メッセージ第51編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版さ れています。