建造のために装備される



――――――――――――――聖書の節(回復訳)――――――――――――

エペソ4:11 そして彼ご自身は、ある人たちを使徒、ある人たちを預言者、ある

人たちを伝道者、ある人たちを牧する者また教える者として与えられました。

(12節)それは、聖徒たちを成就して、その務めの働きへと、キリストのからだの

建造へと至らせるためであり。



―――――――――――――――務めの言葉―――――――――――――――

「そして彼ご自身は、ある人たちを使徒、ある人たちを預言者、ある人たちを伝

道者、ある人たちを牧する者また教える者として与えられました」。これらの賜

物のある人たちは、特別な階級のある高い役職ではありません。そうではなく、

彼らは聖徒たち(信者たち)を成就するために与えられています。聖徒たちは成就

され、装備され、機能を供給されて、その務めの働きへと至る必要があります。

この務めの働きは、キリストのからだの建造です。多くの聖徒たちはまだその務

めの働きをしていないので、11節に述べられた賜物のある人たちが彼らを成就し、

装備して、彼らが資格づけられてその務めの働きを遂行し、キリストのからだを

建造する必要があります。成就すること、装備することは、命における成長、あ

る技量における訓練と関係があります。



これらの節についての光が今日ほど輝き、明確であったことは決してありません

でした。わたしたちは、その務めの働きとはキリストのからだの建造にほかなら

ないことを見てきました。この働きは、使徒、預言者、伝道者、牧する者また教

える者によってだけでなく、すべての肢体によって遂行されるべきです。ですか

ら、すべての聖徒たちは建造する肢体です。わたしたちは建造された肢体である

だけでなく、からだを建造する肢体でもあります。まず、使徒、預言者、伝道者、

牧する者また教える者が聖徒たちを成就します。これは、彼らが聖徒たちを建造

することを意味します。次に、成就された聖徒たちが、建造する肢体となります。



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新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、

ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・エペソ人への手紙(二)」(2001年

版)メッセージ第42編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版さ

れています。