信者たちの一のための七つの一 ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― エペソ4:3 平和の結合するきずなの中で、その霊の一を保つことを熱心に努め なさい。(4節)一つからだと一つ霊、それはあなたがたも、あなたがたの召しの 一つ望みの中で召されたようにです。(5節)一つ主、一つ信仰、一つバプテスマ。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 使徒パウロは、一を守るように勧める時(4:3)、わたしたちの一の基礎、土台を 形成する七つの事柄を示します。それは、一つからだ、一つ霊、一つ望み、一つ 主、一つ信仰、一つバプテスマ、一つ神また父です。これら七つの一つは、三つ のグループから成っています。最初の三つは第一グループを形成し、その霊のグ ループであって、彼の表現としてのからだを伴っています。このからだは一つ望 みと関係があります。次の三つは第二グループを形成し、主のグループであって、 わたしたちが彼に結合されるための信仰とバプテスマを伴っています。七つの最 後が第三グループ、一つ神また父であって、彼はすべての創始者、源です。から だの執行者としてのその霊、からだの創造者としての御子、からだの創始者とし ての父なる神、すなわち、三一の神全体がからだと関係があります。 一を保つことは三一の神の中の事柄です。これは、三一の神ご自身が、わたした ちの一の根拠、その根本的原則、土台であることを意味します。しかしながら、 わたしたちの経験ではその霊が最初です。なぜなら、彼はその一に、一つからだ の中の一を遂行することに直接、関係しておられるからです。これに続いて、達 成者としての主と、源としての御父があります。ですから、わたしたちの一は、 わたしたちのクリスチャン生活の中で認識され経験された三一の神です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・エペソ人への手紙(二)」(2001年 版)メッセージ第37編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版さ れています。