神の家族の中の親密さ ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― エペソ2:18 それは、わたしたち両者がキリストを通して、一つ霊の中で、父へ と近づくことができるためです。(19節)そこであなたがたは、もはや他国人でも 寄留者でもなく、聖徒たちと同じ国籍の者、神の家族の者であり……。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― 19節は、聖徒たち、神の家、神の王国について語っています。聖徒たち(すべて の信者)は個人ですが、神の家は団体的であり、その結果は神の王国です。です から、わたしたちにはクリスチャン生活の個人の面と、神の家と神の王国におけ る団体の面の両方があります。 19節には、「同じ」国籍の者という用語に見られるような親密な思想があります。 わたしたちはかつて、救われていない異邦人として、神とイスラエルの国籍から 除外されていましたが、今や聖徒たちと親密な関係を持っています。わたしたち は聖徒たちと同じ国籍の者、神の家族の者です。合衆国の市民の間には、ある親 密さがあります。しかし、この親密さは、家族の者の間の親密さとは比べものに なりません。ユダヤ人と異邦人は同じ王国の市民であるだけでなく、同じ家族の 仲間です。わたしたちは仲間のような親密さの中で、聖徒たちを考える必要があ ります。神の家族の者であることは、わたしたちの教理だけでなく、わたしたち の経験でもなければなりません。宇宙において、神はただ一つの家族、一つの家 庭を持っておられます。わたしたちの背景が何であっても、信者としてわたした ちはみな神の唯一の宇宙的な家族の者であり、すべての聖徒はわたしたちの仲間 です。この事柄を軽々しく受け取るのではなく、教会の重要な面として真剣に考 えてください。神の家族の中で、わたしたちは何という親密な関係を持っている ことでしょう! ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・エペソ人への手紙(二)」(2001年 版)メッセージ第26編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版さ れています。 *本日分に加えまして、未配信の3月27日(土)、3月29日(月)、3月30日(火)、 3月31日(水)の分も続けて配信致します。