自分の肉の欲の中で振舞う ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― エペソ2:1 ところであなたがたは、自分の違犯と罪の中に死んでいて、(3節)わ たしたちもみな、かつては彼らの間で、自分の肉の欲の中で振る舞い、肉と思い の望むままを行なっていたのであり、ほかの人たちと同じように、生まれながら 激怒の子でした。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― わたしたちは、違犯と罪の中に死んでいた時、肉の欲の中で振る舞い、肉だけで なく、思いの望むままを行なっていました。三つの邪悪な事柄がわたしたちの生 活を支配していました。それは、わたしたちの外側にあるこの世の時代、わたし たちの上と内側にある空中の権威を持つ支配者、わたしたちの堕落した性質の中 にある肉の欲です。わたしたちはこれらの邪悪な事柄から救われて、キリストの からだとなったのです。 救われる前、わたしたちはみな自分の肉の欲の中で振る舞い、肉と思いの望むま まを行なっていました。3節の「望む」という言葉は、わたしたちの好みを言い ます。過去、わたしたちは、したいという理由だけである事をしました。ダンス に行きたければ、ダンスに行きました。スポーツイベントに参加したければ、そ れらに参加しました。今日の若い世代は、おそらく歴史上のどの世代よりも、好 きなことは何でもしているでしょう。若い人たちになぜある事をするのかと問う なら、彼らの多くは、ただやりたいからであると答えるでしょう。これは死人で あることの確かなしるしです。したいことを何でもすることにおいて、今日の多 くの若者はブレーキのない車のようです。これは何と危険なことでしょう! わたしたちは、不従順の子として、激怒の下の子でもありました。わたしたちは 死の領域の中で、自分の不従順のゆえに、神の激怒の下にありました。しかしわ たしたちは、自分の不従順と神の激怒の両方から救われました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・エペソ人への手紙(一)」(2001年 版)メッセージ第20編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版さ れています。