なぜ殺人や自殺があるのか? ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― エペソ2:1 ところであなたがたは、自分の違犯と罪の中に死んでいて、(2節)か つてはそれらの中で、この世の時代に流され、空中の権威の支配者、すなわち不 従順な子らの中に今も活動している霊の支配者にしたがって、歩いていました。 6:12 というのは、わたしたちの格闘は血肉に敵対するものではなく、支配者た ちに、権威者たちに、この暗やみの世の主権者たちに、天上にいる悪の霊の勢力 に、敵対するものだからです。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― ここの支配者はサタンのことを言い、第6章12節に述べられている空中の支配者た ちや権威者たちの君です。「霊」と「空中の権威」は同意語であって、集団の力、 すべての悪しき天使の権威の集団を言います。サタンはその上に立つ支配者です。 この集団の霊は、不従順の子らの中に今も活動しています。しかし、わたしたち、 不従順の子らであった者は、救われて教会となりました。 わたしたちの上には、空中の権威の支配者であるサタンによって支配されている 範囲があります。この空中の邪悪な力について十分な理解を持っているクリスチ ャンは多くありません。全地はこの空中の霊の主権の下にあります。この邪悪な 霊、この邪悪な雰囲気は、犯罪、殺人、さらには自殺の原因です。それは人々に 影響して、人として普通は行なおうとしない邪悪な事を行なわせます。この邪悪 の原因は、彼らを支配している霊、雰囲気にあります。この霊は今や不従順の子 らの中に、神に従わない者たちの中に働いています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、 ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・エペソ人への手紙(一)」(2001年 版)メッセージ第20編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版さ れています。