わたしたちが神に触れることのできる機能を失った



――――――――――――――聖書の節（回復訳）――――――――――――

エペソ2:1　ところであなたがたは、自分の違犯と罪の中に死んでいて。

2:5　わたしたちが違犯の中で死んでいた時、わたしたちをキリストと共に生か

し(あなたがたが救われたのは、恵みによるのです)。



―――――――――――――――務めの言葉―――――――――――――――

1節は、わたしたちが自分の違犯と罪の中に死んでいたと言っています。「死ん

でいて」は、わたしたちの霊の死んだ状態を言います。死はわたしたちの全存

在に行き渡り、わたしたちは堕落して罪深いだけでなく、死んでいました。



福音を宣べ伝えていた時、わたしは人々に言いました「みなさん、わたしたち

クリスチャンの伝道者は正直になって、人々に彼らの真の状態が何であるかを

告げなければなりません。あなたがたは罪人であるだけでなく、みな死んでい

るのです。あなたがたはみな棺おけの中に、墓の中にいます。あなたがたは、

自分は教養ある紳士淑女であると考えているかもしれませんが、実は死んでい

て、墓の中に葬られているのです。わたしがこう言うのは、今やキリストがあ

なたがたを生かし、棺おけの中から復活させることを願っているからです」。

これは福音を宣べ伝える良い方法です。



違犯と罪の中に死んでいたので、わたしたちは神と接触することができる機能

を失いました。霊的な死は、わたしたちの霊の機能を無にしました。わたした

ちは体と魂の中でどれほど活発であったとしても、霊の中で死んでおり、神と

接触することができませんでした。



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新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉

は、ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・エペソ人への手紙(一)」(

2001年版)メッセージ第20編から引用されています。いずれも日本福音書房から

出版されています。